「ホラー」
中村常人はため息をついた。
今年に入ってから書店で小説を一体何冊手に取っただろうかと考えていた。
30冊ぐらいだっただろうか、手に取ったそれを裏返し『あらすじ』を見た
時点で興味を失うことを繰り返していた。
中村の自論は『あらすじがつまらなかったら本編もつまらない』である。
それでも興味を失った本をたまにパラパラとめくることはあった。
途中で中村を惹きつける描写があった場合のみ例外として購入する。
なぜホラーというジャンルに執着するのか。
他のジャンルに面白い内容のものがあるということはわかっていた、
だが一度ホラーを読み出すと他では物足りなくなるのである。
散歩するよりも肝試しをするほうがわくわくする感覚と一緒だとおもう。
中村はホラーに飢えていた。
『残酷表現』に『ウイルス』に『歎美さ』に『不可思議』に『奇妙』に飢えていた。
そのとき、たまたま開いていたインターネットの動画サイトで目に付いた言葉があった。
『フリーホラーゲームをやろう会』
・・・近くで『ゴーン』とひときわ大きい雷が鳴った。
わかりやすかった
遠まわしな比喩が多くて疲れそうだが、後半ぐっとひきこまれる
展開
デンジャーゾーンシリーズのなかで最もアグレッシブで
最も笑った
感動、恐怖、面白さのバランスがもっともいいとおもう
なぜか最後まで人をひきつけてやまない。
アイデア、キャラクター描写がいい。包丁さんまじでかわいいw
現在進行中。part5ぐらいまでは怖い
実況主のふひきーさんの声が非常に心地よく、
彼自身が怖がりなのでリアクションも楽しめる
つっこみもいいし、ゲームに感情移入するということを
改めて思い出させてくれる