夜、布団の外には何がいますか?



子供のぼくは布団の外の夜をなぜ恐れたのか?
感じた、もしくは想像できたからじゃないでしょうか?
泥棒、強盗、変質者?ううん、そんなつまんないものじゃないです


小さいころ、夜を越すのは大変なことでした
疲れてへとへとになっているのならば
楽しい夢のなかで沢山遊べました
でもなんだかまだ眠くないのに
家の人たちが先にみんな寝てしまったりすると
たいへんです
みんな居るのに居ない状態です
ぼくだけの意識がこの部屋にあります

僕の家はとってもとっても田舎でしたから
車の音とか人工的な音が外からほとんど入ってきません
虫や動物の声は聞こえることはあります
台所の水がぽちょんっていいます
暗いところに何か見えてしまうような気がして
ぼくはよく 顔まで布団にもぐるようになりました
こうすれば 布団の外の夜は見えません
布団の中の夜は真っ暗だけれど、
黒の色自体も違うような気がしますし
安全な気がするのです
でもでも そのうちとても息苦しくなります
少し空気をいれてやります
布団を少し自分でめくることは恐ろしいことです
そして布団の外の夜よりさらに怖いのが
窓の外の夜です

一人で暮らしてから
いつのまにか家の中の夜はこわくなくなりました
一番こわかった外の夜に
飛び出してみることにしました
近所の森は静かです
最初はためらったけれども、ぼくは
ぐんぐんと進んでいきました
だんだん怖さすらなくなっていきます
自分が黒に溶け込んでいくのがわかります
ぼくは夜の眷属になったのです




よくある光景
○お勧めの音楽アルバムを友人に貸す
○お勧めの漫画を友人に貸す
×お勧めの絵画を友人に貸す


Art Complex Center
展示で念形師に出会う。天井にはりめぐらされたクモの巣のような糸
それらにぶらさがってる多数の念形たち。糸が全体をつなげる役目
額が切り離されてただ並んでいるという展示よりもぼくの望む展示は
こっちに近い

輪派絵師団 
ライブペインティングのアイデアはライブペインティングという名前からは
どうひねってもでてこない。ろくろをまわしてる人の手元をカメラで映して
ボードにプロジェクターで投影。その半円の映像の輪郭に沿って四人の
絵師が絵を書き出す。ろくろの人はイメージとしての切りとられた模様の
紙切れを台のうえにパラパラと置いていく。四人の描く絵を時折みながら
ろくろアクションを行使していく。左側には三人の音楽部隊。右にDJ。
彼らはやっぱり動いているところを見るのが一番おもしろい。

芸術は自然を模倣するという意味が日常レベルから少しわかった気になれるブログ
http://blog.goo.ne.jp/leg_takao


今日気になった絵
こみねまりえ 「メリーゴーランド」
絵画価格¥ 2,759
部屋に飾るという視点でみたときに
ベッドルームというものがもし
ぼくにあれば これを飾りたいなあとおもった
押入れ上段に夢のようなスペースもできるなあ
という妄想をして 幸せになれた絵

絵具より塗料という名前に惹かれることもある
水性の白ペンキはジェッソのかわりになりうるのか?
ホルべインのジェッソは900mlで2200円もする。
ここの白ペンキは3,7ℓで3600円である。そして人体への害も考慮されている。
ただ、ジェッソはそれ自体の質感、粒子を含んでいるし ペンキはツルツルな
感じになってしまうのではないか? 試しにやろうにも3,7リットルも
置きたくはない。





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